森の扉

「森の扉」は、100年から300年の時間をかけて成長した
直径70〜100cmの大径木からつくられた扉です。
節や割れ、穴、曲がりなども木が生きてきた証。

私たちはその愛すべき個性を取り除いたり埋めたりせず、
一枚板の持つ魅力を最大限に引き出します。

だから私たちは大量生産の貼り合わせの板ではなく、
一枚板にこだわるのです。

さあ、「森の扉」を開けて中へお入りください。

施工例

小宮邸
とにかく一枚板の扉にという注文に、いろいろ提案してくださり、建物に融合した素敵な扉になりました。

 

コラゾン(名古屋市ワインバー)
ワインも音楽もインテリアも本物の良さを伝えたいお店です。その雰囲気にぴったりあっていて、何よりも自然を活かした一枚板のぬくもりを感じます。

森の扉はこうしてつくられています

TEAM-ASO × okazaki seizai co,.ltd.

世界中から岡崎製材の倉庫に集められた無数の一枚板。
TEAM-ASOはその中の一枚を木の持つ個性を活かしながら、一番美しいバランスでデザインします。
そして、クラフトマンのケンと一緒に「森の扉」をつくりあげていきます。

天然塗料で着色。木を補強していきます。
 
木の一番いい所を生かしてカット
細かいところにも塗料を入れていきます
よりきめ細かい肌にするために機械で仕上げます
 
みがき具合をデザイナーとチェックします
チームワークは大切。「思い」と「技術」は負けません。
クラフトマン keneth Sweet

岡崎製材(株)は大正6年(1917年)創業。
90年以上、木とともに歩み続けた老舗材木屋。建築・家具用の無垢板(貼物ではない板材)を5万枚以上(日本では最大級)常備し、木材工房も併設しています。
制作するのは、米国ウィスコンシン州出身で、日本在住10年の通称「ケン」(Keneth Sweet)。
アメリカのラジオ局でエンジニアをしていた彼は、日本で念願の木工職人の道を選びました。
「常にクリエイティブであること」がケンのポリシーです。

 
デザイナー 三上育恵

TEAM-ASOは、名古屋を拠点に女性が中心となって活動をしている設計集団です。
私達は、自然と調和のとれた状態は人の心を豊かにすると考えています。
この扉は、100年の時を経た木の持つ力に、私達の感性と高いバランス感覚を加えてつくられました。
自然がつくりだした形に、そっと手を加えて美しいバランスの姿へとととのえていく…
こうして生まれた扉から、自然と豊かさを感じて下さい。

※建築基準法によって使用範囲に制限を受ける場合があります。